30半ばまでまともな職歴もなかった私は、無理やりにでも理由をつけて面接に臨む必要がありました。事実をもとに色々と脚色をしてストーリーを作成しました。
具体的には、「祖母が認知症になり介護を行っていましたが、亡くなったときに思い残すことがあったので、介護職を希望しました。」と説明しましたが「祖母が亡くなって思うところがありました。」これは事実ですが「実際に介護を行って」などは嘘です。
なぜ面接という場面で、全部嘘で固めるとダメなのかなと考えてみると、嘘をつくのは良くないよね。と当たり前の話のとは別に話を膨らますことができないからだと思います。
私は亡くなって感じたことを伝えることができましたが、逆に実際に介護をやっていた場合はそのことをしっかりと伝えればいいのではないでしょうか。
気持ちが伝わればよいのだと思います 。「気持ち」とはしっかりとした理由があってこの仕事に就きたいのだろう、などということではなくて、ちゃんと準備してきて面接に臨んできた、つまり働きたいという意思を相手に伝えることだと思います。
髪を切ってスーツを着て、履歴書を書いて、そして面接の準備をしてきた。多分ですが面接の練習をしていないことは相手方に伝わってしまいますよね。
面接の練習はめんどくさいと思います。実際に書き出すと余計なことまで書き出して、何を伝えたいかもわからなくなってしまいます。でもやったほうが良いと思います。
自分は、ハローワーク、職業訓練校、エージェントの3つで履歴書、職務経歴書、そして面接の練習をさせていただきました。多分そのような練習がなければ今の私はないかと思っています。
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